2026年10月、東京に現れる「SUSHI BUS」だ。
2階建てオープントップバスの2階席に、回転寿司のレーンを積んだ、世界初のフードアクティビティ。
ただし、これは食べ放題バスというより、街を巻き込む”寿司LIVE”と呼んだ方が近いかもしれない。
セットリストのない”SUSHI LIVE”は、日本でここだけ

SUSHI BUSは、目的地をあえて決めていない。
季節や天候、時間帯に合わせて、東京駅・銀座・浅草・渋谷スクランブル交差点などをその都度巡る。
ライブが毎回セットリストを変えるように、その日どの景色と寿司が重なるかは、乗ってみるまでわからない。
1階のキッチンで握られた寿司は車内エレベーターで2階へ運ばれ、レーンに流れてくる。
何も注文しなくても、寿司も東京の街も、次々に目の前を通り過ぎていく70分間だ。
街ゆく人も、この”LIVE”の観客になる

このバスがただの食べ放題ツアーと違うのは、”観客”が車内だけにいないことだ。
行き先を決めずに走るということは、渋谷のスクランブル交差点や銀座通りを歩く人たちにとって、予告のない”寿司LIVE”が突然目の前を通過するということでもある。
スマホを向けられ、二度見され、写真に撮られる。
バスに乗らなくても、街で偶然すれ違えたら、それはそれで今日いちばん語れる出来事になりそうだ。
たった20席の相席が、ハロウィンの夜を”事件”に変える

座席はわずか20席。
全員が同じ寿司LIVEを70分間見届けた者同士という、謎の一体感が生まれる距離感だ。
そこにハロウィンの仮装が重なったら、話は変わってくる。
猫耳の隣に、なぜか本格的な忍者装束の外国人観光客が座っているかもしれない。
魔女とサムライが同じレーンから同じ寿司をつまみ、背景には東京タワーが流れていく。
「その衣装、どこで手に入れたんですか」から会話が始まり、降りる頃には連絡先を交換していた、なんてことも起こり得る。
本格的な仮装でなくても構わない。
寿司ネタをモチーフにしたカチューシャひとつでも、この日ばかりは十分な”入場チケット”になる。
少人数、あるいはひとりでふらりと参加するくらいが、案外ちょうどいい距離感を生むのかもしれない。
仕掛け人は、”忍者”と”ピラニア”の男だった
起案したのは、株式会社SUSHI BUS代表の矢野智之氏。
学生時代に120カ国以上を旅した経験から、2016年に外国人観光客向けの「忍者ツアー」「忍者カフェ」を立ち上げた人物だ。

2017年のエイプリルフールには「ピラニア10万匹釣り選手権」という嘘の告知を出したところ問い合わせが殺到し、その勢いのまま1000万円をかけて本当に開催してしまったこともあるという。
そんな矢野氏が、約2年半をかけて形にしたのが「SUSHI BUS」。

料金は16,000円、席は20席のみ

気になる料金は1人16,000円、70分間食べ放題でワンドリンク付き。
ハラルやベジタリアン、グルテンフリーにも個別対応してくれるそうだ。
予約サイトは9月下旬オープン予定で、貸切運行の相談もできるという。
乗るか、街で遭遇するか。
仮装した誰かと隣り合わせになるかもしれない、10月。
東京のどこかで、寿司LIVEが静かに開幕する。
Facility & Event Information & Credit
- イベント名:SUSHI BUS(スシバス)
- 運行開始予定: 2026年10月10日予定(東京駅発)
- 運行エリア:東京(東京駅・銀座・浅草・渋谷スクランブル交差点など)
- 料金:1人 16,000円(70分間食べ放題・ワンドリンク付き)※ハラル・ベジタリアン・グルテンフリー個別対応可
- 座席数:20席(完全予約制・貸切運行相談可)
- 予約:※公式サイトにて2026年9月29日(火)午前11時より受付開始予定
- 写真提供:株式会社SUSHI BUS / 各関連素材
Written by:MEDIA MAN.





