今年開場60周年を迎える「相武カントリー倶楽部」が、「東京相武カントリークラブ」に名称を変更することを発表。メイングリーンをこれまでの高麗グリーンからベントグリーンに変えることや、今秋からは新たなクラブハウスをグランドオープンすることを明らかにしました。
グリーンをベントの2グリーンに
近年のゴルフ業界には、多様化するゴルファー層への対応やゴルフ場の収益安定化が課題として挙げられています。
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また、ゴルフのプレイヤー層が、昔と比べて年齢や性別、趣味嗜好等で多様化しており、ゴルフ場もその多様なニーズに応えることが求められているほか、競争が激化する中で、集客力を高めるための施設の充実やサービスの向上が必要とされています。
そんな中、1963年11月の開場で、今年60周年を迎える「東京相武カントリークラブ」(東京・八王子市)は、8月1日付で「相武カントリー倶楽部」から名称を変更。「はじまる、New東京ゴルフ。~一緒に、ゴルフを新しく~」のコンセプトのもと、新たなステージへと踏み出しました。
今回の名称変更に伴う新たな取り組みとして、まず、これまで高麗芝を使っていたメイングリーンをベント芝へ張り替えて、各ホールをベントグリーンの2面に改修。すでに使用を開始しています。
また、老朽化が進んだクラブハウスの建て替えを行っているとのこと。新しいクラブハウスは、開業当時からの旧施設を取り壊し、ほぼ同じ場所に新たに建築するもので、コース側の眺望を広く取った明るいハウスに生まれ変わることになっています。
多様なゴルファーのニーズに対応するため、女性用施設をはじめとする各種施設を充実させ、コンパクトで機能的ながら快適に過ごせるハウスになりそうです。不足気味だった駐車場も約1.5倍に拡張されるそうです。
現在は建て替え工事のため、仮設ハウスを使用してのスループレー営業のみとなっていますが、9月9日に予定されているプレオープンからは通常営業を再開するとのこと。新たに生まれ変わる東京相武カントリークラブでの新たなゴルフライフに期待が高まりますね。