1997年のデビュー以来(日本は2002年ですが)、商用バンと乗用ワゴンがミックスされたルノー・カングーは、可愛くて実用的な働くワゴンという新しいジャンルを切りひらきました。使い勝手のいい凹凸のないスクエアで広い荷室空間は、まさに「遊びの空間」。使い方は無限大、オシャレで遊び心のあるゴルファーには最適な1台です!
ルノー・カングーが14年ぶりにフルモデルチェンジ!
可愛いフロントマスクとほのぼのボディ、そこに商用車の使い勝手が加わるルノー・カングー。そんなカングーが日本で14年ぶりにフルモデルチェンジしました。
粋なゴルファーに似合う「アバルト500e」に会いにイタリアへ!
初代に比べてサイズが大きくなった2代目(全長4215mm×全幅1830mm×全高1830mm)は「デカングー」と呼ばれましたが、新型の3代目(全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm)ではさらに大きくなったので、この方式で言うと、もはや「巨漢グー」!?
フロントマスクは今ドキなルノー顔となり、飛行機の操縦桿のようなブレーキレバーから電動パワーパーキングへ。
先進安全装備は緊急ブレーキ、ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール、車線維持支援機能、道路標識読み取り機能、LEDヘッドランプ、エマージェンシーレーンキープアシスト、ブラインドスポットイノベーションなどを装備しています。
嬉しいのはバックドア。観音開きなのは日本だけの仕様で、日本のお客様の声を反映して装備されたそう。
確かに背の高いワゴンだと、バックドアを開けるときに広いスペースが必要です。しかし、この2分割の観音扉だと、そこまで後ろのスペースが無くても開けることが可能です。
パワートレーンは、1.3リッターのガソリンターボエンジンと1.5リッターのディーゼルエンジンの2タイプで、どちらも7速EDCとの組み合わせになっています。
ルノー・カングーで楽しむゴルフとグランピング
この新型カングーのメディア用プロモーションとして、ルノー・ジャポンが考えたのが、メディア対抗のフォトコンテスト。題して「ルノー旅 新型カングーで長旅しながらこんなことしたら映えるんじゃね?コンテスト」(略して「映え活」)です。
早速、私も私のYouTubeチャンネル「吉田由美ちゃんねる」でノミネートすることにしました。
カングーと言えば、特徴的なのは大きな荷室と両側に開く観音扉。しかもストッパーを解除すれば、さらに大きく開くという…。この大きな荷室を活かした映え写真(動画)を撮るために私が考えたのは、風船を使った動画か写真。イエローのボディカラーの荷室いっぱいに、カラフルな風船をいっぱい積んだらきっと可愛いはず。
そしてもうひとつ、背景には人気のグランピング&ドーム型テント。白くて半円の「かまくら」のようなテントの窓の外にカングーがあったら可愛いはず、と思って私が選んだのは、千葉県・富津市にあるリゾートグランピング「GLAMPROOK(グランルーク)富津ブリストルヒル」です。
都心から車で約1時間。ゴルフコースで知られるブリストルヒルゴルフクラブの敷地内にあります。ブリストルヒルは、クルマの試乗会もよく行われる場所なので、私も何度か来たことがありますが、グランピングがあったとは…。と思ったら、グランピング施設は今年6月16日にオープンしたばかりでした。
グランピングというとBBQがつきものですが、こちらでは「畑の伝道師」と呼ばれる渡邊明シェフによる地元の食材をふんだんに使ったフルコースがいただけます。お味もさることながら、目でも楽しませてくれます。
そのほかにもバーや大浴場、サウナなどはクラブハウスも利用可能。ちなみにお食事やバー、ゲストルーム内の飲み物はすべてフリードリンクです。
そしてお部屋。思ったより広い! ドームが2つつながっていて、1つはリビング、もう1つはベットルーム。そしてバス・トイレはさらに別です。冷暖房完備で、セキュリティもバッチリなのも嬉しい。なにしろこのゴルフコースは、敷地内に入るときに凄いゲートを通らねばならないのですから。
今回、撮影のために訪れたGLAMPROOK富津ブリストルヒルでは、日中はゴルフ、夜は極上のグランピングを楽しめるなんて、まさに贅沢の極み。しかも、可愛くて実用的な“働く”ワゴンのカングーと一緒なら楽しさ倍増、新たなライフスタイルを開拓できそうです!
ちなみに「映え活」コンテストの参加作品は、来週ぐらいから随時ルノー・ジャポンのインスタグラム(@ renault_japon)で公開されるということなので、そちらも乞うご期待です。
文/吉田由美(カーライフ・エッセイスト)