◆国内女子プロツアー<アース・モンダミンカップ 6月22日~6月25日 カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県) / 6650ヤード・パー72>
申ジエと岩井明愛の2人が通算13アンダーで並び、勝負の行方はプレーオフへと突入。18番パー5で行われたプレーオフ1ホール目で申がバーディを奪い、今季2勝目を手にした。
INDEX
申ジエが悲願の永久シードまであと2勝
首位と1打差の4位タイでスタートした申は、1番ホールでバーディを奪う幸先のいいスタートを切るものの、その後は停滞。一時は馬群に沈んだかに見えたが、後半に入り3つのボギーを奪取。特に14番、15番の連続バーディは圧巻だった。
また、今週は特別な思いもあった。先日、祖母が亡くなり、悲しい思いを背負いながらの戦いを制したことで、表彰式では感極まった。
これで今季2勝目、日本ツアーは通算28勝目となり、永久シードまであと2つに迫った。
全力は出し切った岩井明愛
なおプレーオフで敗れた岩井明愛は、悔しさを噛み締めながらも「全力は出し切りました」と言葉を振り絞った。
申とは今季ラウンドする回数も多いことから親交を深め、悩みなどを聞いてもらう良き先輩とのこと。だからこそ、勝ちたかったし、この負けを糧に次こそは勝ちたいと、次なる戦いに目を向けていた。
通算12アンダーの3位には菊地絵理香、通算11アンダーの4位タイには小祝さくら、菅沼菜々、吉田優利、サイペイイン、濱田茉優、笠りつ子の6人が入っている。