◆国内女子プロツアー＜アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI 2023 3月24日～3月26日 UMKカントリークラブ(宮崎県) / 6565ヤード・パー72＞
宮崎県のUMKカントリークラブを舞台に行われた『アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI 2023』の大会最終日。首位と1打差の2位タイからスタートした山内日菜子が、地元の大声援を受け、逆転でツアー初優勝を飾った。
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連続ボギーからの大逆転劇
雨模様となった大会最終日。首位と1打差の2位タイからスタートした山内だったが、初めての最終日最終組のプレッシャーからか、2番、3番と連続ボギーとしてしまう。
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流れが変わったのは6番パー4。グリーンを外した山内は、これを得意のアプローチでチップイン。精神的にも大きなバーディを奪い、流れを引き寄せた。
単独首位でスタートした川﨑春花が、8番パー5で3パットのボギーを打ったあたりから試合は大混戦模様になる。14番ホールで最終組の比嘉真美子と山内の2人がチップインバーディを決め、この時点で川﨑、比嘉、山内の3人が9アンダーで首位に並ぶ。続く15番で川﨑がボギーを打ち一歩後退すると、16番パー3で山内がバーディを決め、単独首位に躍り出る。
山内は最終18番ホールもしっかりパーをセーブして、地元・宮崎での嬉しいツアー初優勝を手にした。今大会、山内は主催者推薦での出場。昨年のQTランクは181位とレギュラーツアーどころかステップアップツアーも出場できる試合が限られている状況での大きな1勝となった。
なお、通算9アンダーの2位には比嘉、さらに1打差の通算8アンダーの3位タイには川崎、吉本ひかる、川岸史果ら5人が入っている。
