”まさかのシードル体験” 「せんべろ」も「フレンチ」も知らなかった浅草で

繊細すぎるほど滑らかなレバーとフォアグラのパテ 画像:東京カレンダーより

浅草と聞いて思い浮かべるのは、
雷門、人形焼き、そして赤提灯。
そういう印象の街だった。

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「浅草に、フレンチ焼鳥?」

名刺代わりの一品「うずら」 画像:東京カレンダーより

友人に誘われるまで、
そんな組み合わせが存在することすら
知らなかった。
観音裏の静かな住宅街に、
その店はひっそりとあった。


乾杯の一杯は、まさかのシードル

微発泡のシードル 
画像:web LEONより
淡路産の玉ねぎをトリュフ塩で頂く 
画像:charcoal923(Instagramより)
地養鶏のつくね 画像:dancyuより

「とりあえずビール」のつもりが、
店主にすすめられたのは
聞いたこともないお酒だった。
りんごから作られる、微発泡のシードル。
シャンパンでもビールでもない、
するりと軽やかな飲み口に、
最初のひと口で完全に心を掴まれた。


店主に聞いたら、意外な過去が

オーナーシェフの高橋久子さん 画像:dancyuより

焼き場に立つのは、
女性店主・チャコちゃん。
かつてこの近くにあった、
伝説と呼ばれる焼鳥屋で
13年間、焼き場を任されていたのだそう。
「フレンチと焼き鳥を合わせるなんて」
と誰もが驚いた、その先駆けの店で
女性ひとり、腕を磨いてきたのだという。
その店がなくなったあと、
自分の店として受け継いだのが、ここ。
男性中心のイメージが強い焼き鳥の世界で、
ずっと第一線を張ってきた人だと知って、
串の味わい方が変わった。


気取らないのに、確かな贅沢

体に染み渡る優しすぎる鶏のスープ 画像:dancyuより

高級店でも、気取った雰囲気でもない。
けれど、いつもと違う特別な夜になる。
一人でも、友人とでも心地よく過ごせる
空気感こそが、この店の魅力なのだと思う。


知らなかった浅草、が一番の収穫

フレンチと焼き鳥、まさかの融合 画像:東京カレンダーより 

雷門も人形焼きも知っている浅草の、
知らなかった顔に出会えた夜。
イメージだけで通り過ぎていたら、
一生出会えなかった発見だった。

「知ってるつもり」の街ほど、
実は一番おもしろい。

店舗情報ー
店名:ちゃこーる
住所:東京都台東区浅草4-14-6
営業時間:18:00〜23:00(火曜定休)
アクセス:つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩10分

Written by:MEDIA MAN.

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