谷根千の路地をちょっと入ると、時間の流れが変わる場所がある。古い木戸を開けた先に待つのは、
畳敷きの屋根裏部屋。「知らない自分に、出会う休日を」求めるなら、この一軒、覚えておいて損はありません
扉の先は、まるで別世界

千駄木駅から歩いてすぐ。外から見ると、ただの古い一軒家。でも扉を開けた瞬間、空気がふわっと変わる。裸電球のやさしい灯りが、畳と木の温もりを照らし出す。2階に上がると、屋根裏部屋みたいな空間が。子どもの頃の秘密基地を思い出す人もいるかもしれません。会話は小声で、というルールもちょっと新鮮。静けさごと味わう時間って、実は贅沢だったりしますよね。
会社員だった彼女が”ピンときた”瞬間
店主は那須野浩美さん。イギリス育ちで、古い建物やデザインが好きだった彼女。偶然出会ったこの物件に、なぜか心が動いたそう。「自分がわくわくするかどうかが全て」。その一言、なんだか刺さりませんか。会社員から一転、飲食の世界へ飛び込んだ勇気。肩書きも経歴も関係ない。「好き」という気持ちを原動力に、自分の道を切り拓いてきた人。その人がつくり上げた空間に触れ、その世界観を共有できることは、とても興味深い。
”雨音ごはん”は、頑張った自分へのご褒美

ものすごく贅沢がしたい訳じゃないけど ちょっとした自分へのご褒美って大事ですよね。この「雨音茶寮(あまねさりょう)」の看板メニューは「雨音ごはん」。小鉢が4品、ごはん、出汁、そしてお茶漬けのおともが丸盆にのって運ばれてくる。記念日に高級なレストランなんかもいいけど 家では絶対に出てこない、上品で、ほっとする洗練された和の一皿と言うのは特別感と安心感を同時に感じれる欲張りなご褒美だなと思います。水にもこだわり抜き、和菓子と天然水のペアリングまで手がける。素材への向き合い方が、一口ごとに伝わってくる。気取らない価格でこれだけの体験ができるのは、正直激レアです。
谷根千散策の合間に、知る人ぞ知る一軒へ

定休日は火・水曜。週末は予約不可の日もあるから、事前チェックがおすすめ。友人とのおしゃべりにも、ひとりでほっとひと息つきたい日にも。谷中・根津・千駄木を歩き疲れたときは、迷わずこの扉を開けてほしいですね。個人的には、朝イチのゴルフでリフレッシュした後に少し寄り道して、静寂の中で自分を取り戻す…そんな密かな楽しみに使いたい一軒ですね。知らない自分に出会う休日は、きっとこんな路地裏に隠れています。
【店舗情報】
■ 雨音茶寮(あまねさりょう)
■ 住所:東京都文京区千駄木2-44-19
■ 営業時間:[公式Instagram][ HP]※要確認
■ 定休日:火曜・水曜
■ アクセス:東京メトロ千代田線 千駄木徒歩4分 根津徒歩7分
Written by:MEDIA MAN.




