◆国内女子プロツアー<富士通レディース 10月13日~10月15日 東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県) /6697ヤード・パー72>
JLPGAツアー第32戦『富士通レディース』の最終ラウンドは、悪天候のため中止が決定。36ホールの短縮競技となり、第2ラウンドに通算12アンダーで首位に立っていた櫻井心那のツアー通算4勝目が決まった。1打差の2位には、岩井千怜と阿部未悠の2人が入った。
今季だけで4勝目!19歳・櫻井心那の快進撃
振り続けた大雨の影響で、当初、午前8時に予定されていたスタートが午前10時に変更し、さらにトータル3アンダー、27位タイまでの38人とする2段階の予選カットを行った富士通レディースの最終ラウンド。
2023年のニューヒロイン・櫻井心那は年間5勝のステップ女王
競技はスタートしたものの、さらに雨脚が強まりコースコンディションが不良となったため、午前10時54分に中止が決定した。
この結果、第2ラウンドでツアーでの自己ベスト63をたたき出し、第1ラウンドの15位タイから単独首位に躍り出ていた19歳の櫻井心那が、通算12アンダーでの優勝をつかんだ。
櫻井は、今年7月の資生堂レディスでのツアー初優勝から、今シーズンだけで4勝をゲット。36ホールに競技が短縮されたため25%減額されたものの優勝賞金1350万円を獲得し、今季の獲得賞金額(1億41万6375円)が1億円を突破した。
通算11アンダーの2位には、プロ入り同期の岩井千怜と阿部未悠が並んだ。通算10アンダーの4位には、去年ルーキーながら2勝を挙げた川﨑春花が入り、今季3回目のトップ5入りを達成している。