◆海外男子プロツアー<全英オープン 7月20日~7月23日 ロイヤル・リバプールGC(イングランド) 7383ヤード・パー71>
今シーズンの海外メジャー最終戦『全英オープン』の最終日。2アンダー17位タイからスタートした松山英樹は、4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算3アンダーの13位タイに入った。41位タイからスタートした星野陸也は77と崩れ、60位タイでフィニッシュ。ブライアン・ハーマン(米国)が通算13アンダーで、メジャー初優勝を飾った。
最終日に巻き返した松山英樹が13位フィニッシュ!
首位のハーマンに10打差の2アンダー、17位タイで最終日を迎えた松山。
逆転優勝は厳しい状況ながら、上位を目指してスタートした最終日は、4番パー4でポットバンカーにつかまり、いきなりダブルボギー。さらに、7番パー4でもボギーを叩き、前半から厳しいラウンドとなった。
しかし、この日の松山は、ここから巻き返した。
まず、前半ラストの9番パー3でバーディーを奪い、スコアをイーブンに戻すと、11番、12番で連続バーディー。そして、16番パー4でも2打目をピンに絡め、この日4つ目のバーディーをゲット。通算3アンダーでホールアウトし、3日目から4つ順位を上げた13位タイで今季のメジャー最終戦を終えた。
通算13アンダーで全英を制したのは、36歳のアメリカ人、ブライアン・ハーマン。5年ぶりとなるPGAツアー3勝目を、嬉しいメジャー初優勝で飾った。
今大会、日本人選手は9人出場していたが、松山とともに予選を通過した星野陸也は、最終日を3バーディー、3ボギー、2トリプルボギーの77とし、60位タイで終えている。