青木瀬令奈が圧巻の3日間ノーボギー!逆転でツアー4勝目を飾る

  • URLをコピーしました!
ツアー通算4勝目を逆転勝利で飾った青木瀬令奈 写真:Getty Images

◆国内女子プロツアー<Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 3月17日~3月19日 鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県)   6419ヤード・パー72>

Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントの最終日、首位と4打差の9アンダー2位タイからスタートした青木瀬令奈が、8アンダー64でラウンド。通算17アンダーとして、逆転で今季初優勝、ツアー通算4勝目を飾った。

INDEX

自分のゴルフに徹する青木の強さ

 青木瀬令奈は初日67、2日目68、そして3日目に64をマーク。3日間通してノーボギーの完璧なゴルフで優勝を手繰り寄せた。

 単独首位でスタートした上田桃子は、スタートホールから5連続バーディを奪うなどし独走体制に入っていたが、後半に入り様子が一変。2つのダブルボギーを含む42を叩く大乱調となり、青木に逆転を許した。

 ただ、青木のゴルフはそれ以上に素晴らしかった。特に単独首位に立った13番以降のゴルフはまさに盤石。15番、16番とチャンスホールを取りこぼすことなくバーディを奪うプレーぶりには貫禄さえ感じられた。

 オフの間にトレーニングを中心に、しっかりゴルフを整えてきた青木。ネイルや美容室、趣味などプライベートなことは一切封印する徹底ぶりで、ゴルフに向き合っている。その覚悟が優勝という形で早々に実った。今季、まだまだ青木の強さを感じることになりそうだ。

 なお、4打差の13アンダーの2位には笹生優花、さらに2打差の11アンダーの3位タイには原英莉花、小祝さくら、稲見萌寧ら9人が入っている。注目の馬場咲希(アマ)は、3日間通算9アンダーの16位タイでローアマを獲得している。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

LET’S SHARE
  • URLをコピーしました!
INDEX