韓国の美女ゴルファーがついに日本へ!2023年のニューヒロイン ジョン・ジユ

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韓国では美女ゴルファーとして人気を集めたジョン・ジユ 写真:Getty Images

今季から日本ツアーのステップ・アップ・ツアーでデビューするのが、芸能人のような容姿とモデル体型で韓国で人気を集めたジョン・ジユです。18歳からゴルフを始め、“遅咲きの新人”として注目を集めてきた彼女。イ・ボミやアン・シネのように、日本でブレイクできるのか!?

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身長173センチで容姿端麗とあって韓国で人気選手に!

 27歳にして今季から日本ツアーに初挑戦する韓国女子プロゴルファーのジョン・ジユ。昨年、国内女子ゴルフの最終プロテストで18位に入り、一発合格で正会員の資格を手にした。

 その後、ツアー出場権をかけたQTに出場するも惜しくもファーストステージを突破できず、今季の主戦場は下部の「ステップ・アップ・ツアー」となる。出場機会は限られるが、「日本を拠点にしながら活動する」と決めている。

 20代後半にして日本行きを決めた理由については、「以前から何度も日本に来ていて、言葉や文化を学んで、友達もたくさん作りたかった」と話す。職業でもある日本で大好きなゴルフをしながら、日本全国を旅するように回って、様々なことを学びたいという思いがあるのだろう。

 この時期に挑戦したのは、「コロナ禍でずっと日本に行くチャンスがなかったんです。今年のプロテストとQT(予選会)でようやくその機会が訪れました」と語っていた。

 日本で実績を積むのはこれからになるが、韓国女子ゴルフ界では屈指の人気選手だ。身長173センチのモデル体型で、芸能人のような容姿で注目を浴びた。

 それに加えて、18歳からクラブを握り2年でプロになったというゴルフ歴が驚きのポイント。実力者がひしめく韓国2部の「ドリーム」ツアーで5年ほど腕を磨き、2020年には同ツアーで初優勝して、最終的に賞金ランキング6位で2021年から1部のKLPGAツアー出場権を手にいれた。

2022年の最終プロテストでは18位で一発合格 写真:Getty Images

「実力で認められて、息の長い選手になりたい」

 そこでついた愛称が“遅咲きの新人”。容姿端麗で18歳からゴルフを始めて、トッププロがひしめくレギュラーツアー出場権を勝ち取ったジョン・ジユを、こぞって韓国メディアは取り上げた。所属先のメインスポンサーは韓国大手の「ハナ金融グループ」となり、ルーキー1年目から異例の大型契約でさらに注目度が高まった。

 しかし、1部ツアーの壁は厚かった。初めてプレーするコースに苦戦し、周囲の選手のレベルの高さにも食らいつけないまま、26試合中、21試合で予選落ちという屈辱を味わい、賞金ランキングは103位。22年シーズンは2部を主戦場としたが、レギュラーツアー出場権を得られなかった。つまり、昨年は韓国ツアーと並行して、長らく頭の中で描いていた日本参戦の機会をうかがいながら、プロテスト合格を自らの手で勝ちとったわけだ。

 昨年、プロテスト合格者などを対象に行われた「新人セミナー」で出会ったジョン・ジユは今季の目標について、「ステップ・アップ・ツアーから来季レギュラーツアーのシードを獲得すること」と語っていた。日本のレギュラーツアーでのプレーを叶えるために努力していくと心に決めている。

 彼女は以前、韓国メディアの前で、「実力で認められて、息の長い選手になりたい。ほかの選手のようにジュニア時代から大きな大会で結果を出したり、注目をされることはありませんでしたが、ゴルフが好きになり、私の人生のすべてになりました」と語っていた。遅くに始めたゴルフだが、結果を残して実力で認められたいという思いが強い。

 2023年シーズンは下部ツアーとはいえ、日本女子ゴルフ界では間違いなく注目選手の1人になるだろう。イ・ボミやアン・シネのような人気選手になれるのかは未知数だが、まずはステップ・アップ・ツアーでの活躍を期待したいところだ。

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