ラグジーな休日プランーパリ映画の主人公ー

今日だけ、パリ映画のヒロインとして生きてみる

いつもの休日が、ちょっとマンネリ気味だと感じることはありませんか。

そんな時におすすめしたいのが、今日だけ”別人”になって過ごすという遊び方です。誰も自分を知らない場所でなら、今日だけパリ映画のヒロインになれる。これぞ、ラグジーな休日の楽しみ方です。

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スタイリングは、”ちょっと気取ってる”くらいでいい

ベージュのトレンチコートを羽織って、白いニットを合わせる。ストレートデニムに、黒のローファー。髪はきっちりまとめすぎず、あえてラフに。仕上げに、サングラスをひとつ。小さめのレザーバッグだけを持って、家を出る。鏡に映る自分を見て、少し笑ってしまうくらいでちょうどいい。
「ちょっと気取ってる?」その距離感こそが、今日の主役の条件です。


知らない街で、予定を決めずに歩く

向かう先は、まだ足を踏み入れたことのない街。スマホでルートを調べるのは、今日だけ禁止。
改札を出た瞬間から、「なんとなく歩いてみる」だけを頼りに進みます。

見覚えのない商店の看板。
すれ違う人の話し声。
知らない街の空気を、ただ肌で感じる時間。

途中で見つけた小さな本屋に、ふらりと立ち寄る。タイトルと表紙、直感だけで一冊を選ぶ。「今日の私に必要な本は、これ」。レジに向かう映画の中のワンシーン、少しだけ意識してみてほしい。


窓際の席で、パスタと小説を

お昼は、できれば窓際の席があるカフェへ。

パスタか、サンドイッチ。
選んだ理由は、なんとなく美味しそうだったから、それだけで十分です。

さっき買った小説を、少しだけ開いてみる。まだ数ページ。でも、この”読みかけ”という状態こそが、今日の伏線になります。食後、次に向かうのは美術館。企画展をひとつ、ゆっくり眺める。難しく理解しようとしなくていい。
「この作品、なんか好き」。
それだけで、十分に価値のある時間です。出口で、チラシを一枚だけそっと手に取る。
これも、今日のための小道具です。


夕方、さっきのカフェに戻るという演出

午後は、また目的地を決めずに歩きます。

気になる路地に入ってみる。小さな雑貨屋を覗いてみる。少し疲れたら、近くのカフェで一息つく。

そして夕方、あえて同じカフェに戻ります。ここが、今日いちばんの見せ場です。

席に着いたら、買った小説をテーブルの真ん中に置く。その横に、美術館のチラシを少しだけ覗かせる。
コーヒーを一杯注文して、トレンチの袖をさりげなくまくる。スマホは、鞄の中にしまったまま。

「……私、今日めちゃくちゃパリ映画してる」。
本人にしか分からない、真剣な演出。

正直に言うと、ここは”さりげなく”よりも、少しわざとらしいくらいがちょうどいいんです。誰も見ていなくても、自分だけは完全に主人公。その状態こそが、いちばん可愛いのかもしれません。


一日の終わりに、映画みたいな余韻を

夕食は、今日一日をゆっくり振り返りながら。

歩いた街、読んだ小説、眺めた絵。どれも特別な出来事ではないのに、なぜか特別な一日だったと思えてくる。

「今日はちょっと、映画みたいな一日だったな」。

そう思えたら、今日の”なりきり”は大成功です。もしかしたら、隣の誰かに「その本、面白いですか?」と声をかけられる、そんな偶然だって起こるかもしれません。もちろん、何も起きなくても構わないのです。

予定を詰め込まず、誰かになりきってみるだけの休日。これもまた、ラグジーという新しい贅沢のかたちです。

Written by:MEDIA MAN.

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