◆海外男子プロツアー<ジェネシス招待 2月15日~2月18日 リビエラCC(米・カリフォルニア州) 7322ヤード・パー71>
アメリカから嬉しいニュースが届いた。PGAツアーの「ジェネシス招待」の最終日に、7位タイからスタートした松山英樹が9バーディーの62で回り、通算17アンダーで逆転優勝。2年ぶりのツアー9勝目を挙げた。
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最終日に逆転!2年ぶりのツアー優勝をゲット
約2年前にハワイで行われた「ソニーオープン」以来となるツアー9勝目は、見事な逆転劇だった。
通算8アンダーの7位タイで最終日を迎えた松山は、1番ホールからいきなり3連続バーディーのロケットスタート。前半の9ホールを通算11アンダーで折り返すと、後半も10番ホールからの3連続バーディーで通算14アンダーまでスコアを伸ばした。
さらに圧巻だったのは、首位と1打差で迎えた15番ホールからの3連続バーディー。これで一気に単独首位に立った松山は、通算17アンダーでホールアウトし、後続の上がりを待つことに。
結局、その後も松山のスコアに届く選手はおらず、PGAツアーのアジア勢最多となる通算9勝目を鮮やかな逆転勝利で飾った。
ケガに悩まされた2023年は勝利から遠ざかっていたが、今回は復活を印象付ける逆転劇を披露。3年前に日本中を歓喜の渦に巻き込んだマスターズの開催を4月に控え、今後の松山のプレーから目が離せない。
ちなみに通算14アンダーの2位には、アメリカ人のウィル・ザラトリスとルーク・リストが入っている。