◆国内女子プロツアー<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11月23日~11月26日 宮崎カントリークラブ(宮崎県) /6497ヤード・パー72>
JLPGAツアーの2023年シーズン最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』の最終日は、通算8アンダーの単独首位からスタートした山下美夢有が、4バーディー、2ボギーの70でラウンド。通算10アンダーで大会連覇を達成し、2年連続の年間女王にも輝いた。
山下美夢有が高橋彩華を振り切り大会連覇を達成!
今シーズンのツアー優勝者とメルセデス・ランキング上位選手の合計40人だけが出場できるツアー最終戦。ディフェンディングチャンピオンとしての大会連覇だけではなく、2年連続の年間女王戴冠もかかった山下にとって、前半は少し不安定なラウンドとなった。
後続と2打差でスタートしたものの3番と5番をボギーとし、3打差の3位タイから追い上げていた高橋彩華に通算6アンダーで並ばれると、8番、9番をともにバーディー。通算8アンダーの首位タイのままハーフターンする。
後半に入ると、12番パー3でバーディーを奪った高橋に、一旦、首位を明け渡したものの、高橋がボギーを叩いた13番パー5でバーディーを奪い一気に逆転。さらに、高橋がボギーとした16番パー3でもバーディーを奪い3打差とすると、そのまま振り切った。
この勝利で今季5勝目、ツアー通算11勝目を達成し、優勝賞金3000万円を手にした山下。大会連覇に加え、2年連続となる年間女王、賞金女王への戴冠も決まった。
通算7アンダーの2位には高橋、通算6アンダーの3位には森田遥が入った。このほか、山下と年間女王争いをしていたメルセデス・ランキング2位の申ジエは、通算5アンダーの4位タイ、3位の岩井明愛は通算4オーバーの24位に終わっている。