プレー中に帽子を着用することがマナーの1つとなっているゴルフでは、汗などで頭が蒸れたり、髪型が崩れたりすることに悩むゴルフファーも多いと思います。今回、育毛シャンプーなどを製造・販売する「アンファー」とゴルフ専門チャンネルの「UUUM GOLF」が、ゴルフプレー時における頭皮の菌増殖に関する調査を共同で実施。驚きの結果が出たようです。
ゴルフプレーの前後で肌環境を悪化させる菌が約1.3倍に!?
秋の気配が漂い始めましたが、まだまだ暑い日が続いています。今回、アンファーとUUUM GOLFが共同で行ったのは、ゴルフプレー時における頭皮の菌の増殖に関する調査です。
ゴルフではプレー中に帽子を着用することが多いため、温度や湿度が高くなり、蒸れが生じて頭皮環境が悪くなる可能性が高まります。そこで、ゴルフプレー前後の頭皮の菌を採取して比較したところ、肌環境が悪化すると増えるとされるアクネ菌が約1.3倍に増殖することが判明したそうです。
つまり、帽子を着用してプレーすることにより、頭皮が蒸れ、アクネ菌の増殖に繋がったと言えるとのこと。この頭皮状態が長時間維持されると、頭皮トラブルを引き起こし、抜け毛や薄毛に繋がる可能性が高まることが考えられるので、プレー後は、頭皮の清潔感を整えることが大切だということです。
アンファーのプレスリリースによりますと、頭皮の菌叢(きんそう/細菌が草むらのように集まっている状態)を解析したところ、菌叢の多様性が低下。薄毛の方は菌叢の多様性が低いといった研究報告もあることから、菌叢の変化が頭皮環境の悪化を引き起こし、抜け毛へ繋がる可能性が十分に考えられるそうです。
ゴルフをプレーした2時間半という短時間でさえ、これほどの菌叢変化がみられたことから、プレー後の洗髪などのケアは必要不可欠だと報告。さらには、通気性の良いメッシュタイプの帽子を選択し、こまめに脱帽をしてタオルで汗を拭うなど、帽子着用による頭皮の蒸れを軽減させることもアドバイスしています。
これらの調査の様子は、UUUMGOLFの公式チャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=ae3f1SZxQN4)で公開しているそうなので、興味がある方はチェックしてみてください。