菊地絵理香が今季初優勝!悪天候で最終ラウンド中止からのプレーオフを制す

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菊地絵理香が地元Vでツアー6勝目 写真:Getty Images

◆国内女子プロツアー<ニトリレディスゴルフトーナメント 8月24日~8月27日 小樽カントリー倶楽部(北海道) /6695ヤード・パー72>

JLPGAツアー第25戦『ニトリレディス』の最終日は雷雲接近などの悪天候の影響で、途中まで行われていた最終ラウンドが中止となる事態に。結局、第3ラウンド終了時点で首位に並んでいた菊地絵理香、申ジエ、岩井明愛の3人によるプレーオフが行われ、1ホール目をパーとした菊地が2人を振り切り今季の初優勝を飾った。

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異例のプレーオフを菊地絵理香が制し今季初優勝

 最終ラウンドのスタート時点で、首位から5打差の中に23人がひしめく大混戦となっていた『ニトリレディス』。雷雨の予報が出ていたため、1組目は午前6時30分にスタートしていたが、最終組が9番をプレー中に雷雲接近のため中断。その後、天候の回復が見込めないため、午後1時に最終日のラウンドの中止が決定した。

 その後、第3ラウンド終了時点で通算9アンダーの首位タイに並んでいた菊地絵理香、申ジエ、岩井明愛の3人が、17番パー3でのプレーオフで優勝を争うこととなった。

(前から)菊地絵理香、岩井明愛、申ジエがプレーオフへ 写真:Getty Images

 異例のプレーオフとなった1ホール目。申ジエがピン奥に1オン。手前にショートした菊地が、2打目でピンそばに寄せるなか、1打目をバンカーに入れた岩井は、2打目でグリーンに乗せたもののパーパットを決められない。

 1打目の時点では優勝に一番近かった申ジエは、まさかの3パット。“寄せワン”でパーをセーブした菊地が、最後まで荒れた試合を制した。

 今季の初勝利をつかんだ菊地は、去年7月の『大東建託・いい部屋ネットレディス』以来となるツアー通算6勝目を、再び地元・北海道で達成。しかも、これまで4連敗中だったプレーオフを5回目にして初めて制した。

 プレーオフで破れた申ジエと岩井が2位。中断前の時点で首位に並んでいた上田桃子のほか、吉田優利、内田ことこ、川岸史果、セキ・ユウティンが、通算8アンダーで4位タイとなった。

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