プロ8年目の蛭田みな美が歓喜のツアー初V!西郷真央をプレーオフで下す

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ツアー初優勝を飾った蛭田みな美 写真:Getty Images

◆国内女子プロツアー<CAT Ladies2023 8月18日~8月20日 大箱根カントリークラブ(神奈川県) /6638ヤード・パー72>

首位から3打差の中に14人がひしめく大混戦となったJLPGAツアー第24戦『CAT Ladies』最終日。通算10アンダーの首位タイでスタートした西郷真央と蛭田みな美が、ともに5バーディー、2ボギーの69で回り、通算13アンダーでプレーオフに突入。プレーオフ1ホール目でバーディーを奪った蛭田が西郷を下し、嬉しいツアー初優勝を果たした。

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首位タイスタートの蛭田と西郷がプレーオフへ

 昨年の年間女王で、今季もメルセデスランキング2位の山下美夢有が、体調不良のためスタート前に棄権するアクシデントがあった最終日のラウンド。最終組でプレーする西郷真央と蛭田みな美を中心に、激しい優勝争いが繰り広げられた。

 西郷と蛭田がともに12アンダーで迎えた前半ラストの9番ホールでは、蛭田がこの日3つ目のバーディーを奪い13アンダーとし、1歩抜け出した。

 後半に入っても一進一退の試合展開が続く中、蛭田が1打リードで迎えた最終18番で痛恨のボギー。このホールをパーとした西郷と通算13アンダーで並び、試合はプレーオフに突入した。

プレーオフでウィニングパットを決め笑顔の蛭田みな美 写真:Getty Images

 18番パー5で行われたプレーオフでは、1ホール目でともにバーディーチャンスに付けたが、バーディーパットを先に打った西郷が外し、あとから打った蛭田が決めて勝利。2016年7月にプロ入りした蛭田が、プロ8年目で悲願のツアー初優勝をつかんだ。

 2位には今季の初優勝を逃した西郷。通算12アンダーの3位には桑木志帆が入った。また米ツアーから戻り、5か月ぶりに国内ツアー参戦となった勝みなみは、通算6アンダーの18位タイに入った。

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