小祝さくらが今季の初優勝を地元・北海道での初勝利で飾る!

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今季の初優勝を挙げた小祝さくら 写真:Getty Images

◆国内女子プロツアー<ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ 7月6日~7月9日 真駒内カントリークラブ空沼コース(北海道) /6611ヤード・パー72>

JLPGAツアー第19戦『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』の最終日は、2位に2打差をつけてスタートした小祝さくらが、3バーディー、2ボギーの71でラウンド。後続がスコアを伸ばし切れなかったこともあり、通算12アンダーで今シーズン初優勝。地元の北海道でツアー通算9勝目を挙げた。

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17番のバーディーで決着

 今季38試合あるJLPGAツアー2023シーズンの折り返しとなった今大会で輝いたのは、地元・北海道北広島市出身の小祝さくらだった。

 前半の9ホールは、3番と6番の2つのパー5でしっかりバーディーを奪うも9番パー4をボギー。1つしかスコアを伸ばせなかったが、2打差2位スタートの宮澤美咲がボギー2つ、4打差3位スタートの菊地絵理香もボギー1つとスコアを伸ばせず。

 折り返し時点では、前半3つスコアを伸ばした穴井詩が、9位タイから2位にジャンプアップするもまだ4打差あり、あわてる状況ではなかった。

 後半に入り、パーを重ねる小祝に対して、同じ最終組で回る菊地が10番、11番、13番でバーディーを奪い3打差の2位まで迫る。

 そして、14番で小祝と菊地がともにボギーを叩いたところで、穴井が15番で後半1つ目のバーディーを奪い、菊地と入れ替わって2打差の2位に。小祝にとっては少しひりついたところだったかもしれないが、17番パー3でバーディーを奪い、決着をつけた。

今季の初優勝が地元での初Vに

地元での初Vに笑顔を見せた小祝さくら 写真:Getty Images

 2019年から毎年ツアー優勝を果たしながら、今シーズンはここまで未勝利。ツアー通算9勝目が、今季の初優勝となった。

 テレビ中継での優勝インタビューで、地元・北海道での初勝利だったことについて聞かれると、「まだ実感がないけど、すごく嬉しい」と笑顔。ともに北海道出身で、4日間同じペアリングだった菊地と宮澤に対しては、「すごくいいテンポでプレーができて、組み合わせにも恵まれた」と感謝した。

 次週以降の後半戦に向けては、複数回優勝が今季の目標であることを明かしたうえで、「(北海道で)あと3試合あるので、2勝目も北海道で挙げたい」と宣言し、ギャラリーから大きな拍手を送られた小祝。後半戦での活躍が楽しみだ。

 ちなみに、3打差の通算9アンダー2位タイには、穴井詩と菊地絵理香。通算7アンダーの4位には、尾関彩美悠が入っている。

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