金谷拓実が難所17番で決めた!国内メジャーを完全Vで初制覇

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ツアー通算4勝目を初のメジャー制覇で達成した金谷拓実 写真:JGTO images

◆国内男子プロツアー<BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ2023 6月1日~6月4日 宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県) / 7430ヤード・パー71>

最終ラウンドを11アンダーの単独首位で迎えた金谷拓実が、2バーディ、2ボギーの71でまとめ、4日間首位を守る完全優勝を達成した。2シーズンぶりとなる今回の優勝でプロ・アマあわせてツアー通算4勝目、国内メジャー大会は初制覇となり、5年間のシードを獲得した。

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先週の雪辱をリベンジした金谷拓実

 悪天候の影響によりサスペンデッドが重なり、最終日は26ホールをプレーするハードな1日となった金谷拓実。

 後続に2打差をつけてスタートした最終ラウンドは、前半に1つスコアを伸ばすも13番と15番でボギー。気が付けば、同じ組のソン・ヨンハン、中島啓太に通算10アンダーで並ばれていた。

 その後、16番でソンと中島が揃ってボギーを叩いたため、その時点で1つ前の組でプレーしていた稲森佑貴と岩田寛を加えた4人に1打差で追われる展開になったが、終盤の難所である17番パー4で会心のバーディを奪った金谷が、優勝を決定づけた。

 先週の『〜全英への道〜ミズノオープン』では1ストローク届かずプレーオフに残れず悔しい思いをしたが、今週は初日からトップを守る完全優勝を達成した。

 国内では2021年の『東建ホームメイトカップ』以来となるツアー4勝目(アマチュア時を含む)。今シーズンは海外へも積極的に参戦している金谷だが、今回のメジャー大会優勝で得た5年シードにより、さらに海外へ挑戦しやすくなった。

 今後のさらなる活躍に期待が高まる。

 なお、2打差の通算9アンダーの2位タイには稲森佑貴、岩田寛、ソン・ヨンハン、中島啓太の4人が入っている。

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