平田憲聖が中島啓太とのプレーオフ制しツアー初V!全英OPへの切符も獲得

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ツアー初優勝を飾った平田憲聖 写真:JGTO images

◆国内男子プロツアー<〜全英への道〜ミズノオープン2023 5月25日~5月28日 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)/7461ヤード・パー72>

大激戦となった『〜全英への道〜ミズノオープン2023』最終日は、共に22歳の平田憲聖と中島啓太の2人が通算17アンダーで並び、プレーオフ決戦へ。3ホールに及ぶプレーオフを制したのはホストプロの平田だった。

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ホストプロとしての重責を果たす嬉しい初優勝

 首位と5打差の11アンダー5位タイからスタートした平田は、この日はボギーフリーの6バーディーを奪取。通算17アンダーとして後続のあがりを待った。

 一方の中島は最終組でプレー。3打差を追いかけてのプレーは気合十分で3バーディー、1ボギーという内容。平田と並ぶ通算17アンダーでホールアウトした。

 2人によるプレーオフは18番ホールを繰り返す形で行われ、1ホール目は共にバーディーで引き分け。2ホール目は共にパー。そして迎えた3ホール目、中島がティショットを左のペナルティエリアに入れてしまう。ドロップしたあとの3打目もグリーンを捉えることができなかった中島に対して、平田はバンカーからの3打目を1メートルにつけてバーディー。激戦に決着をつけた。

400人目のツアー初優勝者となった平田憲聖(写真は3日目) 写真:JGTO images

 平田は、1973年にツアー制度が施行されてから数えて400人目のツアー初優勝者となった。また、ミズノと契約するホストプロとしての責任を果たしたという意味でも、忘れられない大きな1勝になったと言える。

 なお、優勝した平田のほか、2位の中島啓太、3位タイの金谷拓実、安森一貴の4人が全英オープンへの出場権を獲得した。

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