◆国内男子プロツアー<ゴルフパートナーPRO-AM トーナメント 5月18日~5月21日 取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)/ 6804ヤード・パー70(東)>
19アンダー単独首位からスタートしたJ・パグンサンが、7バーディー、3ボギーの66でラウンド。通算23アンダーで逃げ切り、ツアー通算2勝目を飾った。1打差の2位から逆転を狙った蟬川泰果は通算21アンダーで、佐藤大平とともに2位タイに終わっている。
逃げ切ったパグンサン 思い出の『ミズノオープン』へ弾み!
45歳のJ・パグンサンが貫禄のゴルフを見せつけた。伸ばし合いが予想された大会最終日、蟬川はじめ、多くの選手が追いかけるもパグンサンをつかまえることはできなかった。
この日のパグンサンは7バーディ、3ボギーの66という内容。
ピンチは13番パー4。ティショットを木に当てて、セカンドショットはグリーンに乗らず。ただ、そこからのアプローチを直接カップインさせてバーディを奪取したあたりで、残りホールはまだあったものの、手がつけられない雰囲気が漂っていた。
終わってみれば、昨年優勝した今平周吾の22アンダーを上回る、4日間通算23アンダーのトーナメントレコードで、2位以下に2打差をつけての優勝となった。
パグンサンにとっては、2021年の『〜全英への道〜ミズノオープン2021』以来の優勝で、来週はその『〜全英への道〜ミズノオープン2023』が控えている。
2021年はコロナ禍の開催で、パグンサンは今回同様セルフプレーを選択し、しかもバッグの中には11本しかクラブを入れずに初優勝を勝ち取った。万全で挑む今回、最高に良い流れで迎えるだけに、2週連続優勝の可能性も大いにある。
なお、通算21アンダーの2位タイには蟬川泰果と、6打差の5位から8バーディー、ボギーなしの62でギャラリーを沸かす追い上げを見せた佐藤大平が入っている。