◆国内男子プロツアー<中日クラウンズ 4月27日~4月30日 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知県)/ 6557ヤード・パー70>
国内男子ツアー第4戦「中日クラウンズ」最終日は、首位から1打差10アンダーからスタートした岩田寛が、6バーディー、1ボギーの65で回り、首位スタートの星野陸也を逆転。トータル15アンダーで約1年ぶりとなるツアー通算5勝目を挙げた。
2年前の同大会でも逆転優勝した岩田寛
2年前のこの大会でも7位タイからの逆転優勝を決めている岩田。
>>期待の金谷拓実、中島啓太は12位どまり!日本人最高位は岩田寛の4位
前週の『ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!』で日本勢最上位の4位に入った好調そのままに、1番、2番と連続バーディーを奪い、首位スタートの星野を逆転。
その後も5番、8番でバーディーと順調にスコアを伸ばし、前半の9ホール終了時点でトータル14アンダー。その時点で2位につけていた蟬川泰果に3打差をつけ、後半戦へと向かった。
大学の後輩・蟬川に先輩の貫禄を見せつけた岩田
サンデーバックナインに入っても、現在42歳の岩田はベテランの落ち着きを見せつけるかのように、11番、12番で連続バーディー。
対する今季すでに1勝を挙げている23歳の若武者、蟬川も、12番パー4でバーディーを奪い追いすがるも、岩田との差は4打差に。東北福祉大学の先輩を慌てさせるところまでは追い詰められなかった。
その後、岩田は、18番でボギーを叩くも、終わってみれば6バーディー、1ボギーの65でホールアウト。トータル15アンダーで、去年8月の『セガサミーカップ』以来となるツアー5勝目をゲット。中日クラウンズでも、2年ぶりとなる2勝目を飾った。
なお、3打差の2位には首位スタートだった星野陸也、さらに1打差の3位には、1番から4連続バーディーを奪うなど5バーディー、1ボギーの66で最終日を盛り上げた蟬川が入っている。