プロテストトップ合格の実力やいかに!?2023年のニューヒロイン 神谷そら

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昨年のプロテストでトップ合格を果たした神谷そら 写真:Getty Images

JLPGAツアーで今季活躍が期待される若手選手を紹介する4回目は、昨年のプロテストトップ合格の神谷そら。「同級生に追いつきたい」という思いを胸に挑むルーキーイヤーで、目指すのはもちろんツアー初Vです。

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「攻めのゴルフを見てもらいたい」と意欲

 昨年のプロテストにトップ合格した神谷そら。昨季のメジャー「日本女子プロゴルフ選手権」を制すなど2勝した川﨑春花や昨季ツアー1勝の尾関彩美悠と同学年の2003年生まれだ。

 2度目の受験で合格を手にして、ようやくスタートラインに立つと、「同級生に追いつきたいし、優勝したい」と語っていた。その後、挑戦したQTファイナルでは通算7アンダーの7位に入り、今季のツアー前半戦の出場権を獲得した。

 昨年12月のプロテスト合格者らの入会式でも、「プロテストが終わってからQTもあり、あまり実感がなかったけれど、ようやくプロになれたんだなと実感しました。練習場の方からも良かったねと言ってもらっています。(川崎と尾関に)追いつきたい。優勝争いできる回数を増やして、優勝できたらうれしい。私の武器は飛距離。攻めのゴルフを見てもらいたいです」と意欲を見せる。

サンスポ女子アマでは2年連続ドラコン女王に!

得意のドライバーで目指すはルーキーイヤーでのツアー初優勝 写真:Getty Images

 身長168センチと女子選手の中では高く、ドライバーの平均飛距離は男子ゴルファーも顔負けの250ヤードの飛ばし屋だ。2018、19年のサンスポ女子アマでは2年連続でドラコン女王にも輝いている。当時、312ヤード(18年)を飛ばして周囲の度肝を抜いた。

 また、アマチュア時代からプロのトーナメントにも出場しており、2019年スタンレーレディスは13位タイ、昨季はヤマハレディース、フジサンケイレディス、ゴルフ5レディス、日本女子オープンに出場。日本女子オープンでは予選を通過して22位タイに入るなど、ポテンシャルの高さを発揮した。

 川﨑と尾関には1年遅れをとったが、2023年シーズンは待ちに待ったルーキーイヤー。ドライバーを武器にした攻めのゴルフがどれだけ通用するのかは一つの楽しみだが、今年もルーキーのツアー初優勝者が見られるかもしれない。

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