畑岡奈紗が米ツアー通算6勝目!「自分のゴルフに集中できた」

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米ツアー6勝目を挙げた畑岡奈紗 写真:Getty Images

◆海外女子プロツアー<DIOインプラントLAオープン 4月21日~24日 ウィルシャーCC(米カリフォルニア州) 6447ヤード・パー71>

畑岡奈紗が通算15アンダーで今季初優勝を飾り、米ツアー通算6勝目を手にした。2位のハナ・グリーンに5打差をつけての圧勝劇は、米ツアーでの確かな成長を感じる勝利だった。

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前週の予選落ちから一転、圧勝で米ツアー6勝目をゲット!

 最終日を4打差の首位から出た畑岡奈紗。この日もとにかく落ち着いていた。

 前週は今季初の予選落ちだったが、まったくの別人のようにショットの精度とパターがおもしろいように入った。前半は4バーディー、1ボギーとスコアを伸ばし、後半もパーでしのいでからの15番パー5。2オンに成功すると、10メートルのパットを決めてイーグルを奪うと、力強いガッツポーズが飛び出した。

 18番パー3はグリーンを外してボギーにしたが、2位のハナ・グリーンが追いつくことはなく、通算15アンダーで勝利を手にした。今季ツアー初優勝で、米ツアー通算6勝目をマークした。

 試合後の中継インタビューで畑岡は、「今日は朝すごく緊張していたんですけど、自分の目標は15アンダーを目標にしていたので、達成できたのは良かったと思います。先週の予選落ちから、1週間でこんなに変わるんだと。自分を信じてやってこれて良かったと思うし、本当にこのタイミングで優勝できたのは大きい。(1番で)バーディーが来てからは、自分のゴルフに集中できました」と笑顔を見せていた。

渡米して6年 次の目標はメジャー制覇

着実に成長続ける畑岡奈紗 目指すはメジャー制覇だ 写真:Getty Images

 アメリカに渡ってから6年目のシーズン。日本のエースは着実に成長を続けており、米ツアーを代表する選手へと成長しつつある。

 渡米当初は生活環境の適応に苦労していたが、今ではフロリダ州に家を構えて転戦を続けている。西海岸で行われる今大会などは、一軒家を借りて生活するのがパターンとなった。同行する母の手料理も支えとなっている。

 それにしても畑岡の実力は、やはり日本人選手の中でも抜きんでている。今大会の最終日のゴルフも隙がなく、不安を感じさせない貫録があった。

 そんな彼女が目標としているのが、メジャー制覇だ。今季の全米女子オープン(6月2日~5日、ノースカロライナ州)まで約1カ月と迫っており、昨年プレーオフで敗れて2位となった雪辱を晴らしたいところだ。

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