グッドルーザー高橋彩華2勝目逃すも「渡邉さんがあっぱれ」

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惜しくもツアー2勝目を逃した高橋彩華 写真:Getty Images

◆国内女子プロツアー<ほけんの窓口レディース 5月13日~5月15日 福岡カンツリー倶楽部 和白コース(福岡県) 6299ヤード・パー72>

国内女子ツアー「ほけんの窓口レディース」の最終日、首位から3打差の5位タイからスタートした高橋彩華は、6バーディー、2ボギーと4つスコアを伸ばし、渡邉彩香とのプレーオフに持ち込んだものの、惜しくもツアー2勝目を逃した。

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プレーオフで敗れるも自身のプレーには納得

 フジサンケイレディスに続くツアー2勝目を逃した高橋彩華は、最後は潔く相手を褒めた。

 6バーディー、2ボギーで4つスコアを伸ばし、通算11アンダーで渡邉彩香に並んだプレーオフ。だが、2ホール目で15メートルのバーディーを目の前で決められてしまった。「しょうがないですね。あれはあっぱれですね」

プレーオフ1ホール目でバーディパットを外し天を仰ぐ 写真:Getty Images

 グッドルーザーでいられるのも自分に自信を持つことができたからこそだ。何度も優勝争いに敗れ、悩んだ末に3週前のフジサンケイレディスで初優勝。以前は自ら押しつぶされていた重圧を乗り越えることができたことで、今回も思うようなプレーができた。

 「やっぱり入れなきゃいけないパットをしっかり入れられて、プレーオフまで持ち込めたところです」と胸を張る。実際、レギュレーションの18番では、6メートルのバーディーパットを決めてのプレーオフだった。

2勝目に向けて好調なプレー続く

 優勝以外にも今季は今大会も含めた11試合でトップ10入りが5回と好調で、ポイント制のメルセデスランキングは2位。すでに4勝を挙げて1位にいる西郷真央と共にツアーを引っ張っている。

 優勝には一歩及ばなかったが、収穫の大きかった今大会をさらなる糧にして、2勝目、3勝目に挑む。重圧をはねのける術を覚え、自信をまとうようになっただけに、楽しみなシーズンになってきた。

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