◆韓国女子プロツアー<E-1チャリティーオープン 5月27日~5月29日 韓国・サウススプリングスCC 6546ヤード・パー72>
イ・ボミが今季韓国ツアーの2戦目となる「E-1チャリティーオープン」に出場し、通算6オーバーの97位タイで予選落ちとなった。来週は日本ツアーの宮里藍サントリーレディスオープンに出場する。
調子戻らず、韓国ツアー今季2戦目も予選落ち
韓国女子ツアーでも、不安を引きずったまま調子は戻ることはなかった。
日本女子ツアー元賞金女王のイ・ボミが、韓国女子(KLPGA)ツアーの「E-1チャリティーオープン」に出場。初日を2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、3オーバー。2日目は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75で通算6オーバーで予選落ちした。
初日の18番パー4では、ティショットを池へ。2日目の17番パー3でもティショットを池に入れてのダブルボギーと、ショットの精度は改善されないままのようだ。
夫のイ・ワン氏も応援に駆けつけたが…
イ・ボミが韓国ツアーを主戦場にしていたのは2010年に賞金女王のタイトルを獲るまでで、すでに日本のコースに慣れてしまったイ・ボミにとって、韓国のコースはほぼ初めてプレーするようなもの。
10年前と違ってコースの距離も伸びてパワーヒッターが有利で、コースマネジメントも練習ラウンドで数日プレーしたくらいでは厳しく、コースの攻略はかなり難しいと言われている。
そんなイ・ボミの表情はやはり冴えないまま。試合に出るイ・ボミを応援しようと、夫で俳優のイ・ワン氏も会場に駆けつけたが、奮闘むなしく予選落ちとなってしまった。
久しぶりの日本ツアーで最高の笑顔を見せられるか
それでもイ・ボミは、自身のインスタグラムに、ファンに囲まれた写真を投稿し、こんなメッセージを残している。
「今週も愛する家族やファン、友達が共にいてくれてとても幸せでした。今週も悔しい結果になりましたが、問題点が正確に分かったので、自信を持ってもっと練習します」
写真の真ん中に納まるイ・ボミは笑顔で、それでもゴルフができる幸せをかみしめているようにも見える。
イ・ボミは今大会終了後に来日する。日本女子ツアーの「宮里藍サントリーレディスオープン」(6月9日~12日、兵庫県・六甲国際GC)に、主催者推薦での出場が決まったのだ。
久しぶりの日本の試合で結果を残すとともに、最高の笑顔を見せてもらいたいものだ。