人気女子プロゴルファーの渋野日向子プロがラウンド中によくお菓子を食べていたことから、“もぐもぐタイム”が話題になることも多かったですよね。そこで、世の中のゴルフ女子たちは『実際に“もぐもぐタイム”をしているのか?』、『何を食べているのか』といったユニークな調査が先日行われました。今回は、その調査で堂々人気1位になったお菓子を紹介します。
ゴルフ女子の約75%がもぐもぐタイムをとっていると回答
今回、20代・30代のゴルフ女子1000名を対象にアンケート調査を行った、さいたま市のヒューマン・データ・ラボラトリによりますと、約6割の人がコロナ禍を機にゴルフを始めたと回答。
「ゴルフのラウンド中にお菓子を食べることはありますか?」という質問に対しては、「よく食べる」(25.7%)と「時々食べる」(48.6%)を合わせて、全体の約75%の人が「食べる」と答えており、ゴルフ女子の大半が、ラウンド中に「もぐもぐタイム」をとっていることが分かりました。
そこで、「どんな時にお菓子を食べたくなるのか?」と聞いてみたところ、1位が「気分転換したいとき」(40.5%)、続いて「お口がさみしいとき」(40.0%)、「リラックスしたいとき」(36.6%)、「集中したいとき」(20.1%)という回答結果に。精神状態がプレーに影響しやすいゴルフというスポーツならではの結果となっています。
約2人に1人!ゴルフのお供に「グミ」が選ばれる理由
ラウンド中によく食べられるお菓子の順位を見てみると、1位「グミ」(25.6%)、2位「チョコレート」(22.0%)、3位「あめ」(12.1%)という順番になりました。コースを歩き回るゴルフでは、より手軽に食べられるお菓子が人気のようです。
また、1位の「グミ」を食べると答えた人の割合が最も多かったのが30代後半で、全体的に見ると、20代よりも30代のほうがグミを好む傾向があるようです。
ちなみに、実際に食べる食べないにかかわらず、ゴルフにあうと思うお菓子を選んでもらったところ、ここでも「グミ」(47.0%)が大人気!
「グミ」が人気の理由には、「噛み応えがあって気分転換になる」、「イライラしているときに噛みたい」、「長く噛んでいられるため集中力が増す」など、噛むことで気持ちがリセットされたり集中できるといったメリットで選ぶ人が多いほか、「持ち運びが楽」、「すぐ食べられる」、「手が汚れない」など、利便性で選ぶ人も多いようです。
ほかには、「ガム」(39.7%)、「チョコレート」(39.2%)、「あめ」(37.0%)、「ミントタブレット」(35.0%)などが上位にランクインしています。
消化吸収が良く、腹持ちが良い“グミ”は、ゴルフ中のおやつにおすすめ!
これらの結果に対して公認スポーツ栄養士の橋本玲子さんは、「ゴルフ中にグミを食べるのは理にかなう」と解説。1ラウンドに4~5時間かかるゴルフではエネルギーをかなり消費するため、消化吸収の良いブドウ糖や麦芽糖、ショ糖といった糖質で、効率的にエネルギーを補給することが必要だそうです。
また、同時にタンパク質を摂ることで腹持ちが良くなり、エネルギーを長く持続できるとのこと。「グミ」には、糖質に加えコラーゲンも含まれているため、ラウンド中のおやつにピッタリなんだとか。
ゆるやかに消化されて腹持ちが良く、噛み応えもあってプレーへの集中力が高まりそうな「グミ」を、次回のラウンドでのおやつに持参してみてはいかが?
●ヒューマン・データ・ラボラトリ
「ゴルフとおやつ」に関する調査(インターネットによる調査/2022年4月実施)
調査対象者:全国の20歳~39歳女性 1,000人(ゴルフを半年に1回程度プレーする人)