2024PGAティーチングプロアワードのファイナリストである北山雄一郎プロのレッスン理論です。
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縄跳びの動作で正しい右手の使い方を身につける
北山雄一郎プロ(A級・45歳)は、高校卒業後アメリカへ留学しプロゴルファーを目指すも断念。帰国後は俳優を志し、劇団四季でのミュージカル俳優の経験を持つ異色のティーチングプロです。
今回発表したレッスン理論は、だれでもイメージがしやすい「縄跳びの動作」をヒントに、飛距離アップのコツをつかむ内容になっています。
「ゴルフスイングの中で一番大事なポイントは、ボールへの正しい当て方」だと言う北山プロ。そのためには、クラブの正しい振りおろし方を身につけることが必要だと説きます。
右打ちの方の場合、右手や右腕の間違った使い方がミスショットの原因の大半を占めることから、「クラブを下向きに加速させて振ることができる正しい右手の使い方を見つけることが大事」だと語ります。
そこで、北山プロがヒントを得たのが、「縄跳びを振る」という動作。右ひじを身体から離さないようにして後ろ回し跳びの動きをすることで、右腕の引き付ける力を使ってクラブを下向きに加速させて振るという動きを体得できることに気づいたそうです。
北山プロ曰く、飛距離アップのコツとは、「地面をける動作パワーを右腕の引きつけによってエネルギーを倍増させてヘッドスピードを上げる」とのこと。
誰にでもイメージがしやすい縄跳びを振るという動作を通して、年代を問わず方向性・飛距離アップを実現させてきたという北山プロのレッスン理論。一度試してみる価値はありそうです。