◆国内女子プロツアー<Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント 3月15日~3月17日 鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県) /6456ヤード・パー72>
悪天候のため9ホールに短縮されるとともに、ツアー史上4回目となるセカンドカットが行われた国内女子プロゴルフツアー2024年シーズン第3戦『Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント』の最終ラウンド。首位タイでスタートした鈴木愛と小祝さくらが通算10アンダーで並び、2ホールのプレーオフの結果、鈴木が小祝を振り切り、2週連続となるツアー通算20勝目を挙げた。
9ホール短縮の短期決戦は、プレーオフの末、鈴木愛が勝利!
『Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント』の最終ラウンドは、スタート前に悪天候のため9ホールに短縮されることが決定。さらに、2日目を終えた時点で予選を通過していた38位タイまでの50人から、28位タイまでの37名が決勝ラウンドをプレーするセカンドカットが行われた。
インコースの9ホールでの短期決戦となった最終ラウンドは、通算7アンダーの首位タイでスタートした鈴木と小祝に、通算4アンダーの12位タイから猛チャージをかけた申ジエの3選手による激しい優勝争いとなった。
この日申ジエが5バーディー、ボギーなしの通算9アンダーでホールアウトする中、同じ9アンダーで17番パー3に臨んだ鈴木と小祝。ともにバーディーパットを沈め、通算10アンダーで並んだまま9ホールを終了。勝負の決着はプレーオフに持ち込まれた。
18番パー4で行われたプレーオフでは、1ホール目はともにパー。2ホール目では、鈴木が2打目をバンカーに入れるも、3メートル超のパーパットを沈めパーセーブ。一方、2打目でグリーンをとらえていた小祝がまさかの3パットでボギーとし、鈴木が2週連続となる今季2勝目、ツアー通算では節目となる20勝目を達成した。
プレーオフで破れた小祝は2週連続の2位。通算9アンダーの3位には申ジエ、通算7アンダーの4位には開幕前に結婚を発表した柏原明日架が入っている。