◆海外女子プロツアー<アニカドリブンbyゲインブリッジatペリカン 6月22日~6月25日 ペリカンGC(米フロリダ州) / 6349ヤード・パー70>
◆国内女子プロツアー<伊藤園レディスゴルフトーナメント 11月10日~11月12日 グレートアイランド倶楽部(千葉県) /6741ヤード・パー72>
米女子ツアー『アニカドリブンbyゲインブリッジatペリカン』が終了し、日本選手では勝みなみが今季自己最高タイの7位タイでフィニッシュ。年間ポイントランキング74位で来季のフルシード権を獲得した一方で、61位タイに終わった渋野日向子は、年間ポイントランキングを83位に落としフルシード権を失った。国内女子ツアー『伊藤園レディス』では、西郷真央が1年半ぶりの優勝を飾っている。
勝みなみが来季のフルシード権を獲得!
首位に6打差の8位でスタートした勝みなみは、ルーキーとして戦った米女子ツアーの来季のシード権がかかった最後の戦いでも、持ち前の粘りのゴルフを見せてくれた。
3バーディー、3ボギーで迎えた最終18番パー4をバーディーで締めくくり、通算13アンダーの7位タイでフィニッシュ。優勝したリリア・ヴ(米国)には6打及ばなかったものの、4月の「DIOインプラントLAオープン」での7位タイ以来となるトップ10入りを達成した。
これで、年間ポイントランキングが78位から74位に上がり、80位以内に与えられる来季のフルシードをつかみ取った。
一方、54位タイからスタートした渋野日向子は、バーディーを5つ奪いながらも、ボギーが4つ、トリプルボギーが1つと2つスコアを落とし、通算イーブンパーの61位タイでホールアウト。年間ポイントランキングも81位から83位に落とし、来季のフルシード権を喪失した。
そのほかの日本勢では、西村優菜が通算3アンダーの51位タイ。年間ポイントランキングを49位とし、60位以内の選手が出場できるツアー最終戦『CMEグループ・ツアー選手権』に、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花とともに挑む。
伊藤園レディスは西郷真央が1年半ぶりの優勝
JLPGAツアー第36戦『伊藤園レディス』の最終日は、通算12アンダーの単独トップでスタートした西郷真央が、5バーディー、1ボギーの68でラウンド。通算16アンダーで逃げ切り、今季初優勝を達成。昨年5月の『ブリヂストンレディス』以来となる、ツアー通算6勝目を挙げた。
通算13アンダーの2位には木村彩子、通算12アンダーの3位タイには吉田優利、リ・ハナ、蛭田みな美、鈴木愛が並んだ。