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S・ビンセントが逆転で今季初優勝!日本勢は全英出場権の獲得ならず

2022.05.30

◆国内男子プロツアー<~全英への道~ミズノオープン 5月26日~5月29日 JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県) 7461ヤード・パー72>

これは相当深刻だ。日本男子ツアーの層の薄さが、改めて明らかになってしまった。ミズノオープンの最終日、ジンバブエのスコット・ビンセントが65をマークし、首位でスタートしたオーストラリアのアンソニー・クウェイルとの7打差を一気に挽回。通算12アンダーで突入したプレーオフの2ホール目でクエイルを下して、今季初優勝を飾った。一方、上位4人に用意された全英オープン出場権を、日本勢が獲得することはできなかった。

S・ビンセントが7打差を追いつきプレーオフも制す

 決着がついたのは、18番パー5を繰り返すプレーオフ2ホール目。クウェイルのティーショットは大きくフックして左の池に波紋を描いた。これを見たビンセントは1ホール目に入れた左の池を徹底的に回避して右のラフへ。

 クウェイルはドロップしての第3打でグリーンを狙ったものの、グリーン上ではねたボールは大きくオーバー。4打目のアプローチも寄せきれず最悪のパターンにハマったのに対し、ビンセントは手堅くグリーンの手前に刻み、2パットのパー。しっかりと優勝を手繰り寄せた。

 メジャー3勝を含む通算50勝を挙げ、殿堂入りした名選手であるニック・プライスを生んだジンバブエの出身。4月5日に長女・ゾーイちゃんが生まれたばかりとあって、「父になって、優勝できたことがうれしい」と喜びに浸った。

全英の出場権は外国勢が独占

 今大会はトップ4でフィニッシュすれば、7月14日か17日までゴルフの聖地セントアンドリュースで行われる、第150回全英オープンの出場権が与えられることが決まっていた。

 プロであれば誰もがプレーしたいメジャー競技の中でも、ゴルフトーナメント発祥の地で行われる全英オープン、しかも、節目の150回大会。

 誰もが目の色を変えて上位を狙って行った結果、プレーオフの2人に加えて全英への切符をつかんだのは、オーストラリアのブラッド・ケネディとフィリピンのジャスティン・デロスサントスだった。

全英への出場権をつかんだ4人 日本勢が1人もいないのはさびしい限り 写真:JGTO images

日本勢が今大会で出場権を取れなかったのは3度目

 日本選手は片山晋呉、清水大成、小林伸太郎が7アンダーの6位となったのが最高だった。

 清水は、今季開幕戦のSMBCシンガポールオープンで2位に入り、全英切符を獲得した桂川有人とは日大のチームメイトの間柄だが、聖地でそろい踏みする夢はするりと逃げた。

 それにしても、日本で予選を行ってもらいながら日本勢が1人も出場権を得られなかったのは、2011年、2017年に次いで3度目。

 ちなみに表彰式に出た選手は、全英出場権を獲得した4人のほかは、ローアマチュアを獲得した17歳の隅内雅人(水戸啓明高3年)のみ。中嶋常幸に指導を受けている期待の若手しか晴れの場にいられなかったことが、ことの深刻さを浮き彫りにしている。

S・ビンセントが逆転で今季初優勝!日本勢は全英出場権の獲得ならず

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