これからのゴルフは、もっと身近に、もっと楽しく。

FOLLOW AS

日本初開催の「DAPチャレンジ」(写真は舩越さん提供)

COLUMN

COLUMN

夢は子供たちをマスターズへ!日本初PGAツアー公認のジュニア・イベント「DAPチャレンジ」とは

2022.09.05

「ゴルフの祭典」マスターズの開催直前の日曜日に、アメリカのオーガスタ・ナショナルで開催されている「ドライブ、チップ&パット」。毎年6万人が参加する全米で最もエキサイティングなジュニア・イベントということですが、この日本バージョンがついに今年からスタートするという情報を入手。この日本版イベントの発起人であり、“広報隊長”を務めるゴルフジャーナリストの舩越園子さんにお話を聞いてきました。

全米で最もエキサイティングなゴルフのジュニア・イベント「DCP」

北谷津ゴルフガーデンで開催された予選会(写真は舩越さん提供)
 

 2015年からオーガスタ・ナショナルで開催されている「ドライブ、チップ&パット(DCP)」は、その名の通り、ドライバーの飛距離、アプローチによる寄せ、パッティングという3つのフィールドをポイント制で争うイベント。

 7歳から15歳のジュニアが、年齢や性別で8つのカテゴリーに分かれて争いますが、アメリカでは全米各地で行われる予選に毎年6万人あまりが参加するほどのビッグイベントになっており、熾烈な予選を勝ち残った男女各40名、合計80名がオーガスタ・ナショナルで行われる決勝に進出するとのこと。舩越さんいわく、「全米で最もエキサイティングなゴルフのジュニア・イベント」なんだそうです。

日本版イベントの発起人であり、“広報隊長”を務めるゴルフジャーナリストの舩越園子さん
 

 今回は、「『ドライブ、チップ&パット』の日本バージョンができないかと考えていて、PGAツアーのアジア太平洋部門を統括するPGAツアー・インターナショナル・ジャパンのクリス・リー社長に相談したら、『ZOZOチャンピオンシップの開催直前の日曜日に習志野カントリークラブで決勝をすれば』というアイデアをくれて」(舩越さん)という流れから、ZOZOチャンピオンシップ大会事務局の協力や習志野カントリークラブの了承という具合に、それなりに時間はかかりましたが、話が進んだそうです。

 さらに偶然は続き、大会を主催することになる米国に本拠を置くファースト・ティの日本支部「ファースト・ティ・ジャパン」が、すでに数年前から「ドライブ、チップ&パット」と同じような大会を国内で開催していたことも判明。

 こうして、ファースト・ティ・ジャパンが主催、PGAツアーとZOZOチャンピオンシップ大会事務局が特別後援という形で、PGAツアーのロゴマーク付きジュニア・イベントとしては国内初開催となる「DAP(ドライブ、アプローチ、パット)チャレンジ2022」の開催が決まったのです。

初開催の「DAPチャレンジ」今年は国内4会場で予選を開催

説明を聞くジュニアの表情は真剣そのもの(写真は舩越さん提供)
 

 初開催となる今年は、兵庫・有馬カンツリー倶楽部(8月21日)、北海道・真駒内カントリークラブ(8月27日)、千葉・北谷津ゴルフガーデン(8月28日)、神奈川・大相模カントリークラブ(9月10日)の4か所で予選を行い、会場ごとの年齢別・男女別8カテゴリーの優勝者各8名、全国で合計32名が、10月9日(ZOZOチャンピオンシップ開催直前の日曜日)に行われるDAP決勝大会に進むことになりました。

 池田勇太や市原弘大、稲見萌寧など数多くのプロゴルファーを輩出している北谷津ゴルフガーデンで先日行われた予選会には、小学1年生から中学2年生までの男女15人が参加。40ヤード幅のフェアウエイ(グリッド)内のショットの飛距離を計測するD(ドライブ)。10~15ヤード地点からの寄せでホールまでの距離を計測するA(アプローチ)。距離の異なる(1.8m、4.5m、9.0m)場所からパットしてボールとホールまでの距離を計測するP(パット)という3競技の結果をポイントに換算。その合計点で優勝を争うという競技方式で順位を決定し、参加者がいなかった2つのカテゴリーを除く6カテゴリーの優勝者6名が習志野への切符を手に入れたということです。

北谷津ゴルフガーデン会場での決勝進出者たち(写真は舩越さん提供)
 

 会場で予選の模様を取材した舩越さんは、「時折小雨が降る中、初めて体験するDAPに最初は不安そうだったジュニアたちが、あっという間に競技方法を理解し、溶け込んでいく順応性はさすがだなと感心しました」と語るとともに、「ジュニアたちがプレショット・ルーティーンをしっかり守って、自分のペース、自分の流儀で、臆することなく堂々とDAPに挑む姿は、観戦する大人たちにとっても参考になるし、いい勉強になったのでは」と振り返っていました。

子供たちの充足感ある笑顔に大いなる意義を感じた

DAPでは飛距離(D)、アプローチ(A)、パッティング(P)の3競技をポイント制で争う(写真は舩越さん提供)
 

「ストロークプレーで良いスコアを出すことができるゴルファーが、必ずしも上位になるとは限らないところが、DAPの最大の特徴であり面白さ」(舩越さん)というDAPの競技性は、“いわゆるゴルフ”の技量レベルが異なる上級者と初心者が一緒に戦うことも可能にします。

 今回予選会場を提供した北谷津ゴルフガーデンの土屋大陸社長が、「ポイント制で競うDAPがなかなか具体的に上手くイメージできなかったが、いざ実施してみたら、子どもたちは真剣に楽しくやっていた。子供たちの充足感ある笑顔を見ることができて、大いなる意義を感じた」と笑顔で語ってくれたそうですが、参加した子供たちやその保護者の方たちもきっと同じ気持ちだったのではないでしょうか。

表彰式で笑顔でポーズする参加者たち(写真は舩越さん提供)
 

 舩越さんに今後の目標をお聞きすると、「まずは今年の大会を成功させることが一番ですが、将来的には、日本のDAP決勝で優勝した子どもたちを米国のDCP予選、さらにはオーガスタ・ナショナルでの決勝へと送り出したい。そうすることで、日米ゴルフの架け橋になることがイベントに携わっているスタッフ全員の目標であり願いです」と熱いコメント。

 全国4か所での予選大会を勝ち抜いた精鋭たちによる10月の決勝大会では、よりエキサイティングな戦いが繰り広げられること、そして、多くの子供たちの飛び切りの笑顔が見られることは間違いないでしょう。このDAPの取り組みが、日本国内でのさらなるゴルフの盛り上がりにつながることを期待したいと思います。

夢は子供たちをマスターズへ!日本初PGAツアー公認のジュニア・イベント「DAPチャレンジ」とは

LET’S SHARE

  • line

RANKING

AYA&ジョージ武井のStart up!ゴルフ

ゴルフSNSアプリ「Golf in one」

FOLLOW AS

  • youtube
  • instagram

pagetop