女子は大村桃葉、男子は竹中智哉と力丸勇気が首位に並ぶ!PGAティーチングプロ選手権第1R

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初日首位に立った大村桃葉(左)と竹中智哉(右上)&力丸勇気(右下) 写真提供:PGA

◆<PGAティーチングプロ選手権大会 島津ゴルフ俱楽部カップ2025 10月21日~22日 島津ゴルフ俱楽部(鹿児島県) /男子6515ヤード/女子5635ヤード/パー71>

鹿児島県の島津ゴルフ俱楽部で開幕したPGAティーチングプロ選手権大会&女子選手権大会は、第1ラウンドが終了。120人が出場した男子は、4アンダーでホールアウトした竹中智哉と力丸勇気が首位タイ、11人が出場した女子は初出場の大村桃葉が2アンダーで単独首位に立った。

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単独首位に立った大村桃葉

初日首位の大村桃葉は笑顔でガッツポーズ

 4バーディー、2ボギーの2アンダーで首位に立ったのは、今年の1月にティーチングプロのライセンスを取ったばかりの新鋭・大村桃葉。

 難しいと警戒していた1番(パー4)をパー発進すると、2番でバーディーを奪い勢いに乗った。「前半をパープレーでしのいで後半チャージするイメージでしたが、前半で2つ伸ばして後半パープレー。結果オーライです」と、満面の笑顔で初日のプレーを振り返った。

セカンドショットの安定が好スコアに 写真提供:PGA

 「18ホール全てでパーオンしたのは初めて」と、好プレーの要因はセカンドショットの安定だったそう。単独首位で迎える最終ラウンドに向けては、「気を抜かずに、安定した自分のプレーをしたい」と言いつつ、「これまでのゴルフ人生でタイトルを取ったことがない。今後ティーチングプロとして活動していくにあたってのキャリアになると思うので勝ちたい」と意気込んだ。

1打差で大村を追う入江亜衣

 1打差の2位にはディフェンディングチャンピオンの入江亜衣、4打差の3位には國木里奈が続いている。おととしまで大会3連覇していた高木亜希子は、4オーバー5位タイと一歩出遅れた。

2年連続の最終組プレーとなる竹中智哉

初日を首位タイで折り返した竹中智哉

 悪天候が予想された第1ラウンドで、雨脚が強くなる前にホールアウトした竹中智哉が5バーディー、1ボギーの4アンダーで、力丸勇気とともに首位に躍り出た。

 アウトスタートだった竹中。本人曰く、「緊張しぃなので前半は耐えるイメージで入った」という9番(パー4)で、5メートルのパーパットを沈めて、前半をパープレーでターン。「バーディーを取れたら乗れるかも」と思った10番(パー4)で狙い通りにバーディーを奪うと、後半は5バーディー、1ボギーの32で回り、120人が出場した第1ラウンドを首位で折り返した。

 地元・愛知県の星城高校ゴルフ部で本格的にゴルフに取り組み始め、名古屋商科大学の3年時には、男子プロツアーの「中日クラウンズ」と「東海クラシック」に出場した経験がある竹中。トーナメントプロを目指し、プロテストにも挑戦したが夢かなわず、去年の1月にティーチングプロ資格を取得した。「あの華やかな舞台は記憶に残っている」という竹中にとって、今大会の優勝者に与えられる『日本プロゴルフ選手権大会』への出場権は、ぜひとも欲しいものだと言う。

2年連続の最終組で初優勝に挑む 写真提供:PGA

 初出場だった去年の大会でも2打差3位タイで最終組をプレー。4つスコアを伸ばすも、ビッグスコア「63」をたたき出した大瀧一紀に優勝をさらわれた。その悔しさを晴らすチャンスがやってきた。 「きょうの結果はリセットして、あすは自分のゴルフをしたい。リベンジします」と前を向いた。

竹中とともに首位タイとなった力丸勇気 写真提供:PGA

 竹中、力丸から1打差の3位タイには、夫婦での出場で話題を集めた黒木隆太郎と安藤佑一が並んだほか、首位から2打差の5位タイに9人、3打差の14位タイに13人が並んでいる。この大混戦を抜け出し、優勝をつかむプロは誰になるのか?明日の最終ラウンドから目が離せない。

 Golf Mでは22日の決勝ラウンドの模様を、Golf Mチャンネル(https://youtube.com/live/d271GUY-QOw)にてLIVE配信します。ゴルフを教えるプロたちの実力ナンバー1を決める熱い戦いを是非ご覧ください!

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