◆<第4回 PGAティーチングプロ女子選手権大会 サンコーカントリークラブカップ2024 10月30日~31日 サンコーカントリークラブ・東コース(群馬県) /5924ヤード・パー72>
PGAティーチングプロ女子選手権大会の最終ラウンドは、第1ラウンドをイーブンパーの首位タイで折り返した入江亜衣が、2バーディー、5ボギーの75でホールアウト。通算3オーバーで逃げ切り、初出場での初優勝を飾った。
弱いメンタルを克服!粘りのゴルフで初優勝をゲット
‟女王”高木亜希子の4連覇が注目されていた今大会で、初出場での初優勝を飾ったのが、ティーチングプロ2年目の入江亜衣だった。
「スコアは気にせずに、自分のスイングだけを意識していた」という最終ラウンド。前半を1バーディー、2ボギーとスコアを1つ落とすも、同じイーブンパーの首位タイでスタートした同期生の中村彩乃が前半で5つスコアを落とすなど後続もスコアを伸ばせず、後半は自分とのゴルフとの戦いとなった。
11番(パー4)でバーディーを奪いスコアをイーブンパーに戻すも、「緊張すると手だけ、力任せになる」という悪癖からかパターが決まらず、13番、14番、16番でボギーを叩く。しかし、「このままじゃいかん」と奮起した17番、18番の上がり2ホールをパーでしのぎ、通算3オーバーでの初優勝を手に入れた。
大学まで競技ゴルフに取り組んでいたが、本人曰く「メンタルが弱い」と卒業時に競技の世界からは距離を置き、「楽しいゴルフ」の世界に身を置いた。しかし、2年前にPGAのティーチングプロ資格を取得したことが自分のスイングを見直すきっかけになり、再び競技ゴルフに取り組む意欲が生まれたという。
‟絶対”女王の4連覇を止めた”新”女王は、改めて勝負魂にも火が付いたらしく、「今まではスイングを直すことに必死だったけど、これから1年間、自分のスイングの完成に向けて練習して、来年また優勝したい」と宣言。そして今回の優勝を受けて、「いま月に1回レッスンをさせてもらっているので、もう少し増えたらいいな」と持ち前の愛嬌のある笑顔を見せた。
入江プロの初優勝の模様は、Golf Mチャンネル(https://youtube.com/live/IBPem8Fn5po)にて見逃し配信中。ゴルフを教えるプロたちの実力ナンバー1を決める熱い戦いを是非ご覧ください!