お風呂でさっぱり汗を流して「今日のスコアはまあまあだったな」などと考えつつ、さあ帰ろうとフロントで料金を支払ってふと明細を見ると、「グリーンフィ」や「カート利用料」などのほかに「諸経費」という項目が。一体何の経費かと考えてもわからない。そこでもう一度ゴルフ場の料金明細について考えてみました。
ゴルフはプレーする以外でも様々な費用が発生しているのです
まずは明細別にそれぞれのフィについて解説しましょう。
①グリーンフィー(プレーフィー):ゴルフコースを利用するための利用料金で、金額設定は近隣のゴルフ場や立地によって設定しているケースが多いようです。
②カートフィ:カートを利用する費用。昔はほとんどキャディ付きプレーが主流でしたが、昨今のカートプレーにより生まれました。
③ゴルフ場利用税:各都道府県がゴルフ場を利用するゴルファーに課す税金で、金額は都道府県によって異なりゴルフ場のホール数や利用料金等により等級が定められています。1ラウンドにつき400円から1,200円程かかり全国平均で見ると約668円となっています。
④ロッカー料:文字通り着替えなどをしまっておくロッカーの使用料ですが、諸経費に入っている場合もあります。
⑤キャディフィー:キャディを利用する費用ですが、近年はキャディを付けないセルフプレーも一般的になってきています。
ラストは問題の諸経費。実はこれ、利用者が施設を利用する際の費用だとか。ゴルフ場にはつきものの、風呂場の脱衣所にあるバスタオルやアメニティ。さらに冷暖房やスタッフの人件費などが含まれているそうです。プレー後の疲れを癒すお風呂……。仕方ないですね(笑)喜んで払いましょう!
それ以外にも知っておきたいゴルフにまつわる費用って?
プレーする以外にもゴルフ場でプレーするのに必要な費用が発生するケースはまだまだあります。
例えばゴルフ場のお風呂が温泉だと「入湯税」が掛かってきます。また、ラウンドを予約していたのに行けなくなってしまった場合は「キャンセル料」が発生。雪や天候不良によりゴルフ場がクローズにならない限りはかかってきますので、予約の際に念のため確認しておきましょう。
また、ゴルフ保険(ゴルファー保険)には加入しておきたいもの。
「ゴルフ保険」と聞くと、パー3のコースでホールインワンをした時に、“入っておいてよかった保険”というイメージがあり、「初心者のうちは必要ない」と感じている方が多いと思いますが、ゴルフ場で怪我をした時や、怪我をさせてしまった時、またゴルフ場やゴルフ練習場敷地内でゴルフ用品の盗難やゴルフクラブの破損事故がおきた場合に使うことができる保険です。
ゴルフ初心者の方はボールがどこに飛んでいくかわかりません。万が一に備えてゴルフ保険に入っておくことをお薦めします。